2016年6月18日土曜日

牙箏(アジェン)

韓国の牙箏(アジェン)
牙箏 (アジェン) は、弦を擦って音を出すロングチター
朝鮮半島の擦弦楽器。
モンゴル、中国、ベトナム、そして日本にも東アジアで多く使われている長方形の弦楽器(ロングチターだが、アジェンは弦をこすって音を出す。大くくりでは「弦鳴楽器」ということになるが、とても珍しい奏法なので、楽器を詳しく分類する場合はちょっと難儀である。
古くより宮廷音楽に使われていた「大牙箏」は馬の毛の弓ではなく、木の棒。
民間にも普及している「小牙箏」ではバイオリンなどと同様の毛を張った弓を使う。

ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する(右のイラストには描いてないけど)。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。